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▼ パリ・ルーべ前夜
春なので、サイクル・ロード・レースもシーズン突入してました。明日はいよいよ北の地獄といわれるクラシック・レース、パリ・ルーベです。お天気もパヴェのコンディションもばっちり悪いようなので(!)、これは楽しみ。公式サイトではライダーズ・リストもチェックできますが、注目はやっぱりカンチェラーラボーネンなんでしょか。ちなみにこの二人はかっこいいですよ、この二人の露出が増えたら自転車レースの女性ファン増えるんじゃないかといつも思います。Jスポーツの解説でおなじみの現スキル・シマノのスポーツ・ディレクターの栗村修さんは、自転車界のイケメンになかなかうるさいというか、いつもそこにこだわってくれて放送を観てるこっちを笑わせてくれるんですが、栗村さんがあげるイケメン・リストにはこの二人はなかなかあがってこない。リクイガスのポッツァートやランプレのベンナーティあたりが常にイケメン(って何回書かなくちゃいけないんだろ)として紹介されるけど、一般的な感覚ではカンチェラーラやボーネンのがいい男なんじゃないかなあと思ったりして。個人的な趣味でいうとあまりにガタイのいい人は苦手なので、リッコやゲルデマンみたいな細身の選手のが好きなんですが、クラシック・レースはやっぱりカンチェラーラやボーネンくらいでかくないとパヴェで身体がばらばらになりそうですね。先日のツール・デ・フランドル(面白かったですね!)ではこの二人も泥んこまみれで、もはやいい男もへったくりもなくなってましたが。
いい男とかイケメンとかそんなのレースに関係ないねん!って、いいかげんにしないとどこからか聞こえてきそうですが、もちろんパリ・ルーベの魅力はそんなところにあるわけでなく、かと言ってひとことでこれ!とも言えない。全長259.5 kmの厳しいコース(内パヴェ28ヶ所・52.7km)で今年は何が起こるんだろと、わくわくして待ってるわけです。
去年は、イケメンとはとても言えないCSCのオグレディがこのクラシックの女王を制しました。
でもオグレディは、あの春の一日、世界でいちばんいい男だったんだよな。

←このひとがカンチェラーラ、クリックすると大きくなります。
| ciclismo | 23:34 | comments(0) | - |  bookmark⇒ ブックマークに追加する
▼ nothing beyond the touchline

チェルシーは派手で、予測もつかず、そしてこれだけはきちんと言っておかなければならないのだが、
少しも信頼できないチームだった。

これは「ぼくのプレミア・ライフ」(ニック・ホーンビィ著/新潮社刊/森田義信訳)からの引用ですが、アブラモビッチさん以前のチェルシーは、こんなふうに、少しフェイクの匂いのする、劇中劇みたいなクラブでした。小粋な反面、悪名高いシェドを抱えるクラブでもあった。ロシアの出所のよくわからないお金がたくさん投入されてからは、フェイクが洒落じゃなくなり、劇はおおがかりになっていく一方で、どうにも愛し方がわからなくなってしまったのだけれど、ほんとうはチェルシーが大好きだったんです。

アブラモビッチさんがクラブを買収した時期は、借金で首のまわらなくなったクラブの存続が真剣に危ぶまれていた時期で、買収が決まって借金を帳消しにしてくれた時には、たすかった!くらいにしか受け止めてなかったのだけれど、ジャン・フランコ・ゾラが去り、ラニエリが去り、ジョン・テリーがそのどうしょうもないひよっこ時代をなきものにしようとし始めた頃から、まるで貧乏だった時代がいちばん仲のよかった夫婦の一方のように、こころがチェルシーから離れはじめて。だって、ニック・ホーンビィも同著で言っているように、
フットボール・ファンにとって自然なのは、得点がどうあれ、苦々しく落胆している状態だ。
なんだもの。落胆させてくれなくなったチェルシーをいったいどう愛せと。

買収直後、サルディーニャ島に帰ることが決まったゾラを、アブラモビッチさんが多額のお金で買い戻そうとしたことがあった。けれどゾラは決して首を縦にはふらなかった。チェルシーを愛していたけれど、サルディーニャには約束が待っていたし、きっと誰よりも早くスタンフォード・ブリッジに起こることを悟っていたからだと思う。

かと言って、そう簡単にクラブと別れることもできはしないので、アーセナルがどうだ、こうだと言いながら、何かを待ってるわけです。もう生きてはいけない。なんてことはない。けれど、それなしに、うまいことやっていくのも難しいので。
| football | 22:23 | comments(2) | - |  bookmark⇒ ブックマークに追加する
▼ 春'ingとおもちゃのシャベルのこと

「春'ing」という大好きな詩があって、これは神戸市在住の詩人、高階杞一さんの同名のタイトルで思潮社から刊行されている詩集に載っている作品で、内容はというと、お鍋の具の牛蒡と葱を買い出しに出かけたまま20年も帰ってはこない恋人だろか、いや、だんなさんだろな、に、春になったことだし明日はそろそろ自転車に乗って、もうすっかり用意が出来たことを告げに、街まででかけてみようかな、というひょうひょうとした詩(また詩を端折るなんて、、)なのですが、春になると冬の間なんとなく保留にしていたことを、これ以上はうやむやにはできないぞ、という気持ちに、なります、なりませんか。

これは多分じぶんが住んでいる場所が北国で、冬は寒さと雪で、退屈なような、安全なような、閉じた時間を長いこと過ごすせいもあるのかなと。それでもこちら北海道もだいぶ春めいてきました。
甥っ子たちがこのところ、泥だんごをこねては千切り、実家の庭や玄関を汚すので叱られていますが、そういえば、じぶんの子どもの頃は、今よりもずっと雪が多くて、雪解けも遅くって、ようやくして春になって雪が消えてくれると、世界に色彩と匂いが戻ることが新鮮で、その象徴として(なんて、当時は考えていたはずもないけれど)地面の黒々と湿った土の感触が、とてもうれしかった。プラスチック・シャベルでそこらじゅう掘り返したりして、遊んだんだった。と、今、鼻水垂らしながら一心不乱に土いじりしてる子どもたちの姿を見ていて、古い記憶を、思い出したのでした。
| 日々の泡 | 17:54 | comments(4) | - |  bookmark⇒ ブックマークに追加する
▼ Freitag フェアのことから、春のサンドイッチ

画像は相方がこの間ちょっとお手伝いに行ってきた、神戸のゴスペル・ブランチさんの店内の様子、今現在、そして25日(火曜日)まで、Freitag のフェア、”FROM TRUCK TILL BAG”を開催してます。
店内では、お洗濯前、裁断前の幌も展示されていて、まー、これが重いの匂うの(!)、だったようですが、きっとフライターグのファンの方には加工前の幌を見てもらうとても良い機会なんじゃないでしょか。
ちなみに今回展示されている幌はドイツのPOSTAL SERVICE のものだそうですが、ウェンズディでも時折ドイツの郵便屋さんにお世話になります、ここのデザインは黄色が基調でかわいい。んだよな。
相方は欲しいのがあったようですが、わたし自身はフライターグ、ぜんぜん詳しくないもんで、その前のゴスペル・ブランチさんのフェア、Research & TUKI で扱われていた、 COW BOOKS の古書のが気になったりしてました。不勉強で、こないだ雑誌Coyoteを読んでいて、はじめて知ったのですが、COW BOOKS 代表って、「暮らしの手帖」編集長の松浦弥太郎さんが務められてるんですね、なんだかひとり、とても良い心持ちがしました。松浦さんの「くちぶえサンドイッチ」、読んでみようかな。
春だもの。サコッシュに好きなサンドイッチ詰めて自転車が、いいにちがいない。

追記
GOSPEL BRUNCH さんのフライターグ・フェア、25日までの開催と書きましたが、どうやら4月3日頃まで延長されるようです。かなり見応えのあるフェアのようですので、関西にお住まいの方、はもちろん、遠くから春の遠足がてらにでも、この機会にぜひ!
| お知らせ | 13:21 | comments(4) | - |  bookmark⇒ ブックマークに追加する
▼ ミニ出張のお知らせです。

★3月12日〜3月15日まで、ミニ出張です。
そのため上記の期間は配送を承ることができません。
ウェブ・ショップでのご注文は通常通りお受けできますが、
上記の期間のご注文につきましては、配送は3月16日からとなります。
お問い合わせのお返事なども遅れることがあるかと思います。
ご不便をおかけしますが、どうぞご理解・ご了承お願いします。

| お知らせ | 15:50 | comments(0) | - |  bookmark⇒ ブックマークに追加する
▼ バビロンから遠くへ

友人が最近、リチャード・ブローティガンは、いいかもしれない、というようなことを書いていて、それにつられてこれを。作家を好きになるタイミングなんていつでもいいものだろうけど、友人は、ブローティガンを読むひと、いや、というよりは、「ブローティガンを手に持つひと」なんて、おおかたいやったらしい人たちに違いないという意見を持っていたので、自分自身にブローティガンを招き入れることが少しばかり遅くなってしまったようで。
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| 日々の泡 | 22:55 | comments(2) | - |  bookmark⇒ ブックマークに追加する
▼ たぶんそこはきみの場所だよね

先日友人から、金井雄二さんの「にぎる。」、辻征夫さんの「船出」という二冊の詩集をいただきました。
ただ素朴に詩を読むひとびとは絶滅寸前だそうなので、友人とわたしは危惧種ということになります。

最近、出版業界の不況もただごとじゃない様子ですが、そうした中で、出版する側の矜持を保っているな、と信頼できる出版社も少なくなっちゃいました。新書ブームにも、本作りがいいかげんになっていることが、なんだか顕著にあらわれてるよな、と、いらいらと感じてしまいます。手にした時に持ち重りのする本が減ってきてしまった。
ので、「にぎる。」の装丁が美しい、思潮社のような出版社にはぜひこれからもがんばってほしいな、と思うのですが。

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| 日々の泡 | 21:52 | comments(2) | - |  bookmark⇒ ブックマークに追加する
▼ なぜって、きみの髪は赤いから

しばらくフットボール中継とも遠ざかってしまっていたのですが、先日のニューイヤー・ゲーム、アーセナル対ウェスト・ハム戦を久しぶりに観ました。これですら、もう話題としては古くなっちゃいましたね。
フレディ・リュングベリがウェスト・ハムの先発で登場して、前半37分で交代した際に、エミレーツ・スタジアムからはスタンディング・オベーションがわき起こっていましたが、交代で出てきた若いコリソンが一歩ピッチに踏み込むと、甘やかすもんか!とばかりにすかさず拍手からブーイングへと流れるように切り替わってもいました、その辺は彼らの職人技です。
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| football | 18:55 | comments(0) | - |  bookmark⇒ ブックマークに追加する
▼ あけまして、美味しい話

あけましておめでとうございます!
新年早々たべものの話題からですが、今年は函館市内のホテルの洋風おせち、というのを頂きました。
実家の人々の名誉のために書くと、ちゃんと、黒豆、栗きんとん、紅白なます、子和え、お雑煮といった定番ものは手作りしていましたよ。手伝っていないので伝聞になっていますね。。洋風おせちの内容はというと、イベリコ豚の煮込み、ポルチーニ茸をくるんだロースト・ビーフ、エスカルゴのブリオッシュ、南茅部産小烏賊のリゾット詰め、スペイン風サラミ、などなど、今年はちょっと家族におめでたいこともあるので、なんだかすごく豪勢だったんですけれどこれ、おせちというよりは、オードブルだよねー、やっぱり日本のお正月にはたらの子和えがさっぱりしてて美味しいよねー、というところで出席者全員落ち着き。全員と言えば新年のごちそう、相方にも食べてほしかったんですけど今しばらくは不在、ちょっと残念。

なのですが、結局今日のお昼ごはんにしてすでに、周りの非難ごうごうのなか、おいっこたちと三人で仲良くこじんまりとラーメンすすって食べました。それも美味しかった。

せわしなく、たべものの話からになっちゃいましたが、ごあいさつ。
新しい年になりました、今のこの張り切った気持ちを大切に、良い年にしたいです。
2008年もみなさんどうぞよろしくお願いします。


| 日々の泡 | 15:54 | comments(0) | - |  bookmark⇒ ブックマークに追加する
▼ cause he knows it's all worthwhile

こちらは暴風雨、嵐です。雪じゃなくて雨。これじゃそのへんの生き物もやりにくくて仕方ないだろな。
人間の方はというと、今日は窓拭きは無理だな、と、あっさりと大掃除がこじんまりとしたこころばかりのお掃除に。

UKコメディの「エキストラ2」にしれっとデヴィッド・ボウイが出てきてましたが、年末年始ソングはいつだってStarmanに決まってます。たぶんずっとブログを読んでくれてるひとは、あー、また今年もその話かよって、耳ダコというか、読みダコだと思うのですが、いいんだ。
Let the children lose it,
Let the children use it,
Let all the children boogie,
って、いっしょに歌ってたら、「あーボウイはやっぱり天才だ!」と、どうしようもなく胸が熱くなります。すべての手をとめて踊りだしたくなる。
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| life | 15:39 | comments(0) | - |  bookmark⇒ ブックマークに追加する
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